WORKS DETAIL
学びの機会をオンラインで共有するプログラム
DETAIL
BACKGROUND
アフターコロナの社会を見据え、考えるための視座を社会に提供
2020年4月コロナパンデミックの急速な拡大によって、日本でも緊急事態宣言が発令され、日本中の学校も閉鎖を余儀なくされた。そのような環境下でも、学びの場を提供しなければならないという問題意識から、オンライン公開講義「立ち止まって、考える。」が発足した。
WHAT WE INVENTED
YouTubeとTwitterから誰でも無料で参加可能
京都大学の11名の教授たちが、コロナパンデミックを共通のテーマに据え、毎週土日にYouTubeとTwitterでライブ配信のオンライン講義を実施。誰でも申し込みなしで、無料でスマホやPCで参加することができる。YouTubeライブのチャット機能を通じた双方向の講義スタイルで、受講者とともにコロナパンデミックを論じ、新たな時代を生きるためのヒントとなる「座標軸」を社会に提供する教育プログラムとなっている。人文・社会科学分野で蓄積された知を、社会に向かって開き、課題解決へのビジョンを提示することを目指している。
RESULT
京都大学による無料のオンライン講義という教育のあり方をアップデートする試みが話題となり、開始当初の2日間合計で1万5600人がリアルタイムで参加、開始から45日間で講義のアーカイブの再生回数が23万0553回。ハフポスト、毎日新聞、共同通信など119メディアに取り上げられたことでツイッターで2346万人にリーチしオンライン講義に関するツイートが1万9千回投稿された。