アカウントサービスとして日々活躍する多木裕加里さん。自身の幼少期にずっとそばにあった本のお話を聞きました。 (取材:文=和田瑞季)
-この本を選んだ理由は?
この本は子どものときによく読んでもらった絵本のひとつだったんですけど。絵本っていつまで取っておく?みたいな問題があるじゃないですか。これまでいろいろ取捨選択してきた中でなんとなくこの本はずっと手元にあって。大人になってからも読んだ本はたくさんありますが、「私の一冊」と聞いて真っ先に浮かんだのはこの本でした。
-この本の好きなところは?
とにかくかわいらしいところですね。絵もそうですし、どんなに自分がピンチになってもぬいぐるみのこんが耳元で「大丈夫、大丈夫」っていってくれるシーンがとてもかわいくて。ぬいぐるみと主人公の女の子がお互いに補い合って進んでいくっていうストーリーがとても好きだったのを覚えています。
-この本があなたの仕事や人生観に与えた影響は?
正直、ないです(笑)もしかしたらあるのかもしれないですけど、読んでいたのがあまりに子ども時代だったので自覚はないですね。ただ、ぬいぐるみが自分に話しかけてくれるっていうシチュエーションは自分と重ねたのか、よくぬいぐるみは集めてました。
-あなたにとってこの一冊は?
自分の子どもに読んでほしい一冊。