野村ホールディングス | みんなの自己ベスト

自分を超えることに挑む、バックグラウンドの異なる7名の物語。

BACKGROUND

他社とはいかに異なり、いかに深いコミュニケーションにするか。

2020年を前に、数々企業がアスリートを起用した企業広告を行っている中で、野村ホールディングスも東京2020ゴールド証券パートナーとなっている。 この2020という、日本の世界の関心事において、いかにして野村ホールディングスのプレゼンスを高めるか、我々は企画を開発するにあたって、国内外のありとあらゆる事例をリサーチした。 明らかになったことは、似かよった傾向やメッセージが非常に多いこと。 本プロジェクトではそのような背景も踏まえた上で、まったく異なる切り口の企画を開発することが課題であった。 また野村ホールディングスは、2015年より「日本の挑戦を、サポートするという誇り。」というスローガンで企業広告を行っていた。
WHAT WE INVENTED

スポーツの本質は、みんなに関係する。

スポーツの本質は、勝ち負けだけではく、夢に挑み続ける諦めない心を持ち、日々ほんの少しずつでも自分自身を乗り越えていくこと。 そしてこのことは、スポーツだけに限らず、すべてのことに普遍的なことであることに気づいた。 同時に、他社は企業本位のメッセージや、アスリートが出演するだけの事例が多かった中で、この共感性の高いメッセージを核に据えたコミュニケーションにすることこそが、野村ホールディングスのプレゼン向上に寄与すると確信をした。 2020に向けて競技場の建設などの準備は着々と進められているものの、オリンピックに出場するアスリートを応援すること以外で、自分たちが2020との関わりを持つという意識は希薄であり、パラリンピックへの関心もまだまだ低く障がいを持つ方のスポーツを目にする機会は非常に少ないのが現実。こうしたインサイトを元に本プロジェクトでは、アスリートも、子どもも大人も、障がいを持つ方も、みんなが「挑戦し続ける心のアスリート」として自己ベストを目指す姿を描くことで、誰でも共感性が高いメッセージを伝えることを狙った。

7名の挑戦者に密着。競技には特別ルールを採用。

本プロジェクトでは、バックグランドの異なる7名がそれぞれの自己ベスト記録を乗り越えるため約1ヶ月間のトレーニングを実施。 リオオリンピックで銅メダルを獲得し2016年に引退した星奈津美選手や、記録が伸びずに挫折しそうになっている小学生、70歳を超えて今なお記録を伸ばすことに挑むシニア、障がいを抱えながらも新しい自分の可能性を広げたい人など、「みな自分を超える壁にぶつかっている人たち」。彼らが努力する姿を通して、実は自分自身を乗り越える挑戦をすることこそが、スポーツに共通する魅力であることを伝え、野村ホールディングスのプレゼンスを高めることを狙いとしている。 本番当日は、タイムの遅い順番にスタートを切り全員が自己ベストを記録すれば同時にゴールする特別ルールを採用。 理論上は、1ヶ月前の自分を乗り越え、最も記録を伸ばした人が一番最初にゴールすることになる。 これは、挑戦する期間も、挑戦する舞台も平等にすることで、「自分を超える」という目標のもとに、参加者同士の一体感や絆を紡ぎ出すことを狙いとしたため。本番当日は、参加者の家族や友達が会場に駆けつけ、すべての参加者を応援し、7名中何と5名が自己ベストを更新する結果となった。 「きっと、みんな自分を超えられる」 努力によって、人は誰だって平等に自分の可能性を伸ばすことができる、というメッセージを映像を通して伝えた。

約9分のドキュメンタリー映画、緻密に映像表現を設計。

撮影においては、ドキュメンタリー映画の手法で参加者それそれに1ヶ月間密着。 参加者が真剣にトレーニングを積めるようにプロのコーチが個別に指導し全員が集まってのトレーニングも実施した。 編集においても、彼らの悩みや不安や緊張、乗り越えることでの喜びや達成感などのエモーショナルな瞬間を切り取っている。 音楽は、彼らの心の動きをドラマチックに表すよう、前半の緊張から本番を終えて喜びが爆発するまでを表現。 参加者たちのモチベーションを高めたり、メッセージの強度を上げるための演出設計は緻密に行ったが、いわゆる演技指導は一切せず、嘘がないドキュメンタリーであることにこだわった。
RESULT

アジア最大級の広告賞ADFESTでBRANDED CONTENT受賞。

記事掲載は58記事、SNSでの動画投稿も10メディア以上に行われた結果、広告費換算で約1億3000万円の露出を獲得。 その結果、動画は累計220万回再生を突破した。 日本だけでなく、海外広告賞も数多く受賞した。

AWARD

NEW YORK FESTIVAL | SPORTS:FILM部門 | FINALISTx2
CLIO AWARD | SPORTS:FILM部門 | FINALIST
Good Design Award | グッドデザイン賞
Spikes Asia | FILM部門 | Short List